６月３０日（木）岐阜市の長良医療センターで「ＦＣ岐阜・Ｗｉｎｇｓ交流会」が行われ宮田博之社長、高木義成選手、田中パウロ淳一選手が参加し交流しました。

 

 

Ｗｉｎｇｓとは１９９８年初頭に長良医療センターの進行性筋ジストロフィーの患者さんたちを中心に結成された電動車椅子サッカーチームです。チーム名「Ｗｉｎｇｓ」の由来は、当時のメンバー全員が乗っていた電動の名前がウイングチェアーということもあり、そこからウイングの文字をとってＷｉｎｇｓと命名されました。結成以来、中部大会１６連覇、全国大会では２０００年、２００１年の２連覇、２００５年準優勝という数々の栄光に輝いています。ＦＣ岐阜がＪリーグに昇格した２００８年から年に１回交流会を開催しており、今年で９回目となりました！

 

 

 

お互いに自己紹介をしてからＷｉｎｇｓの選手によるセットプレーのデモンストレーションを見せていただきました。大きなボールを電動車椅子で自由に扱っていました！

 

 

スピード感あるプレーを見た後に選手も電動車椅子に乗ってみます。動きの難しさに高木選手はびっくりした様子です。パウロ選手も恐る恐る操作をします。

 

 

 

 

まずはスラロームに挑戦です。高木選手難なくクリア。

 

次に難易度の高いドリブルにも挑戦です！お手本のＷｉｎｇｓの選手は軽やかにボールを扱います。

 

 

高木選手、ドリブルには苦戦のようです。

 

 

次はパウロ選手の番ですが、まずは得意なドリブルを披露！大きなボールが足に吸い付くようなドリブルに会場からも驚きの声が上がっていました！

 

 

 

次はパウロ選手も電動車椅子でのドリブルに挑戦。しかし操作が難しく苦戦します。

 

 

 

ドリブルリレー対決も行いました！

 

 

 

 

 

休憩時間は、この後のＰＫ対決に向けて時間を惜しんで自主練習です！Wingsの選手やコーチからアドバイスをいただきながら、繰り返し練習をしました。

 

 

 

 

最後は毎年恒例のＰＫ対決です。現在ＦＣ岐阜はＷｉｎｇｓに過去一度も勝てていないため、何としても初勝利をしたいと頑張ります。

一番手のパウロ選手・・・止められてしまいました。

 

 

 

 

２番手の高木選手、見事にＧＯＯＬ！！バンザイです。

 

 

 

 

次のパウロ選手のシュートも決まり一進一退の好ゲームが続きます！

 

 

 

結果は自主練習の成果もあり、３対２でＦＣ岐阜初勝利となりました！！！

 

 

最後に選手への質問やプレゼント交換が行われました。

 

 

 

Ｗｉｎｇｓの皆さん本当にありがとうございました。

 

 

今回交流会をしたＷｉｎｇｓの皆さんは１０月に大阪で行われる全国大会に出場します。ぜひ優勝目指して頑張ってください！