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吉田恵新監督就任記者会見レポート

2016年7月22日

本日7月22日(金)岐阜メモリアルセンター長良川競技場にて吉田恵新監督の就任記者会見を行いましたので、お知らせします。

■代表取締役社長 宮田博之あいさつ

本日は、お忙しいところお集まりいただき誠にありがとうございます。
今シーズンは、ラモス監督体制3年目の集大成として、チームスローガン「思いはひとつ 願いも一つ~ENERGY BY COMMUNICATION~」を掲げて、チーム一丸となって戦って参りました。序盤の連敗の後は、4連勝となり10位前後の順位で成績が推移しておりました。しかし、リーグ戦を折り返すところでの下位との3試合で、ラモス監督をはじめ、チーム一丸となって、上昇気流に乗せようと臨みましたが、残念ながら5連敗となり、第24節を終えて、勝点24で18位となりご心配をお掛けしております。
我々は、ファン・サポーター・スポンサー・県民の皆様など、大勢の方の期待を一心に背負っておりますので、残りの試合数も考え、早いうちに手を打たないといけないと判断し、J1のサガン鳥栖などでも監督やヘッドコーチなどの経験がある吉田コーチに今回、監督就任のお願いをしました。43歳という若さではありますが、すでに同じ世代では、J1などでも監督をされている方もおりますので、選手のお兄さん的立場で、ぜひ若いチームを引っ張っていただきたいと思います。

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■吉田恵新監督あいさつ

みなさん、こんにちは。この度、FC岐阜の監督をやらさせていただく事になりました吉田恵です。
チームはいま非常に厳しい状況ですが、ラモス前監督が、この岐阜にここまで根付かせてくれたサッカー文化やスポーツ文化を絶やさないように、さらに発展、向上させていけるように頑張っていきたいと思います。

Q:コーチという立場から監督になるという話が来た時の気持ちは?

岐阜というクラブや岐阜という地名自体が、これだけ日本全国に知られるようになったのも、ラモスさんが来られて監督をやられたからだと思います。成績については、ここ最近は、負けが込んでしまって勝ちにつなげられていないですが、試合内容を見ると以前の負け方と違っていて、これを続けていけば、もう少しで結果が出るのではないかと感じていたので、監督就任の依頼には、率直にいって驚きました。

Q:監督就任を引き受けた決め手はなんでしたか?0722_kisyakaiken004

そうですね。サガン鳥栖時代にも途中交代のタイミングで監督を引き受けたことがあります。チームは苦しい状況ですが、何とか岐阜のために力になれる部分があるのであれば、監督という立場でチームを残留させられるようにチャレンジしようと決断しました。

Q:監督として本日の初練習はいかがでしたか?

若い選手が多く、シーズン途中で監督交代を経験した選手が少なかったので、少し心配していましたが、ベテラン選手を中心にすごく声をかけて、全体を明るいムードに持っていきながらやっていこうという雰囲気作りをしてくれたので、思っていた程、難しくない状況で練習ができたかなと思います。

Q:監督としての初采配となる札幌戦が月曜日に迫っていますが、どういう課題を修正していかなければいけないと考えていますでしょうか?

課題は、もちろん、失点を減らす、もしくはゼロ失点で行って、得点を奪って勝つという、シンプルな課題と修正だと思いますが、サッカーの中ではそれが一番難しい作業です。ただし、若い選手と経験のあるベテラン選手がミックスすれば、その難しい課題も、うまくいけばいい方向に持っていけるだろうし、得点というのも、しっかり自信をもって、チームとしてかみ合えさえすれば、得点が取れるチームだと思うので、その部分をしっかり詰めていければなと思います。

Q:具体的にどういったことが必要になりますでしょうか?

もともと、攻撃の面で特徴がある選手が多いので、そこを最大限に発揮させてあげることと、これまでラモス前監督の下で、個の部分を突き詰めるチーム作りを進めてきたので、それをベースにチームとして連携を深めていく作業をしっかりしていきたいと考えています。

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Q:前回のサガン鳥栖での監督経験から活かせるものがありますか?

監督になったばかりで、経験を活かせる部分があるかわかりませんが、まずは、指揮官である自分が、しっかり、ポジティブにチームを引っ張っていくことを常に意識してやっていきたいと思います。(前監督時代とは)順位もカテゴリーも全然違うので、J3降格へのプレッシャーというか怖さを感じていますが、この大きな壁をチーム全体、クラブ、ファン・サポーターのみなさん、そして何より、選手自身が打ち破っていくことが大事だと思います。

Q:ホームでは4か月近く勝てていませんがどのように捉えていますでしょうか。

ホームで勝つことが、一番お客さんを喜ばすことなので、見に来てくださったファン・サポーターの方と一緒に喜べるように、頑張りたいと思います。

Q:ファン・サポーターに向けて抱負をお願いします。

まだ岐阜に来て半年ですが、もともと同じ東海地区の名古屋出身で、中学・高校と岐阜で試合をしたこともありますし、自分の両親のルーツも岐阜県内にあったりと、何かしら縁がある土地である岐阜に来られて、FC岐阜の今の状況を何とか打開していけるように頑張りたいと思っています。
今までずっとFC岐阜を応援してきてくださっているファン・サポーターの方には、引き続き、チームを応援していただきたいです。チームの状況は非常に厳しいですが、さらなる応援を長良川競技場でしていただきたいなと思います。

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