韓国遠征5日目。
今日は朝から予選リーグ最終戦が行われます。連日の連戦と、蒸し暑さからの疲労は感じながらも最終戦に臨みました。
対戦相手は、文来中学校です。このチームは、夏の韓国チャンピオンのチームとの対戦です。ここまで1分1敗と勝たないと予選リーグで敗退してしまう状況の中で全員で団結して試合に臨みました。
前半15分、相手に先制を許してしまいます。相手のFWの力に負けてゴール前でシュートされる場面も。しかし、ポゼッションをして相手を剥がしてGKも抜いてシュートを決めて同点!!
そして、良いテンポでボールを支配して、良い攻撃の中、竹田選手から向井選手にパス。それをコントロールしてシュート!!見事逆転!!ここまで積極的にプレー出来ていましたが、後半に流れが変わってしまいます。
相手がロングボールを使い始めてから、一生懸命守備をしますが、奪ったボールを繋ぐ事が出来なくなり、相手に攻め込まれます。そして、ゴール前でファールをしてしまい、フリーキックを与えてしまいます。GKが触りましたが失点になってしまいました。
その後、何度か力を振り絞り攻撃を見せますが、なかなかシュートまで行けず、試合終了。とても悔しい引き分けとなりました。しかし、先制を許してから逆転したり、全員がハードワークして守備をして奪ったボールを大切にしながらゴールまで行くという共通認識はこの韓国遠征で強く逞しくなっています。
この結果を受けて、予選リーグを2分1敗で予選敗退が決まりました。
ホテルへ戻り、昼食を食べた後にチームミーティングを兼ねて各部屋のメンバーでグループワークを行いました。人前で自分の意見を話し、それを全員でディスカッションしチームが歩むべき道を全員で確認しました。
午後からはアルビレックス新潟との練習試合の予定でしたが、選手の疲労を配慮してトレーニングに変更。試合の課題を確認しました。
今日の予定は無事に終了し宿舎に戻りました。
選手は疲れは見えますが、全員元気にチームの課題に目を向け変化しようと1歩ずつ進んでいます。残り3日間の期間を感謝し、大切にしていきたいと思います。
明日は午前・午後と練習試合を行う予定になっています。