9月22日(木・祝)FC岐阜U-15 カテゴリーU-13の選手を対象に、「よのなか科」が行われました。
[Jリーグ版よのなか科]とは、プロの競技者を目指す人材にとって適切な“キャリア”についての考え方や心構え、社会人として適切な就労観や職業観の醸成を目的に実施するもので、将来、地域で活躍、貢献できる人材の育成を目指しています。
プロクラムの進行は、元プロサッカー選手の御厨貴文さん。
第1回は「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」をテーマに行いました。第2回目は「Jリーグが目指すものを考える」をテーマに取り組みました。
まずは、Jクラブの目指す姿について4つの項目のテーマが書かれた紙が配られました。それぞれのテーマについて、まずは自分自身が「そう思う・そう思わない」を選び、その理由を考えます。
そしてグループごとに話をして意見の交換をしていきます。
次に、グループの中で座っている席に応じて「そう思う派」と「そう思わない派」に分かれ、まずはそれぞれで意見をまとめます。
そして、それぞれで意見を話し、グループで議論をします。実際に自分自身の意見ではなく、与えられた役割の意見を主張しないといけないので、少し難しいですが、協力しながら話をしていきます。保護者のみなさんにも一緒に参加して頂きました。
次に議論した内容を紙に記入し、グループごとに発表しました。
みんな堂々と話をすることができました。
そして、御厨さんから実際にJリーグ、Jクラブが目指しているものについて話していただきました。
その後、ゲストティーチャーとして、FC岐阜のぎふ元気活動課・渡邊亮課長代理が、FC岐阜が行っているホームタウン活動について話をしました。今日話し合ったテーマにも重なる部分があり、みんな真剣な表情で話を聞いていました。
最後に御厨さんから相手の立場になって考えることの大切さについて話していただきました。
次は、第3回「Jリーグをとりまく職業を考える」・第4回「職業と「意志」「役割」「能力」の関係を考える」を行います。