3月16日（日）Ｊリーグディビジョン2　第3節　13:00キックオフ　7,038人　（ＮＤソフトスタジアム山形）

モンテディオ山形　３－１　ＦＣ岐阜（前半１－０、後半２－１）

■得点者
72分　難波　宏明

■スターティングメンバー
GK
22　川口　能活
DF
2　　杉山　新
35　木谷　公亮
33　阿部　正紀
17　野垣内　俊
MF
28　水野　泰輔
8　　宮沢　正史
16　スティッペ
6　　高地　系治
FW
24　難波　宏明
9　　ナザリト

■サブメンバー
GK21　太田　岳志
DF4　　田中　秀人
MF23　森安　洋文
MF10　美尾　敦
MF27　太田　圭輔
MF25　清本　拓己
FW30　遠藤　純輝

■交代
67分　スティッペ　⇒　遠藤　純輝
81分　杉山　新　⇒　田中　秀人
88分　難波　宏明　⇒　太田　圭輔

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■試合レポート
ホーム連勝で今シーズンのスタートを切った岐阜は、アウェイでモンテディオ山形と対戦した。ホーム山形の開幕戦は、まだ雪が残るスタジアムでの試合となった。さらに試合前から冷たい雨が降り、ピッチ上にも所々に水が溜まっているという難しいコンディションとなった。

（前半）
立ち上がりからホームの山形が積極的に来ると、岐阜も下がることなく、前から守備を行い、積極的なプレーを見せた。7分、山形が右からのアーリークロスを上げると、これに中央で山形・萬代がヘディングシュートで合わせるがここは、GK川口が好セーブで弾きだした。
先にシュートを打たれた岐阜だったが10分、山形のシュートを止めると、そこから前線のナザリトへつなぎ、一気にカウンターで攻め、中央のスティッペが左足でシュートを狙うが、これはゴール上に外れてしまった。お互いに攻守の切り替えが早く、しまった試合が展開された。
25分、右サイドの裏にロングボールを入れられると、山形・舩津に中にカットインされ、水野がスライディングで止めるがこぼれたボールを山形・伊藤にシュートを打たれた。これをGK川口が止めるがさらに伊藤に押し込まれ、先制点を奪われてしまった。しかし、岐阜は気落ちすることなく積極的に攻撃すると、すぐに右から高地のクロスにファーサイドで難波が折り返し、ナザリトが押し込むが惜しくもゴールとはならなかった。
前半は同点に追いつくことはできなかったが、攻撃で良い形を数多く作った。

（後半）
後半は雨も上がり、少しプレーしやすくなると、開始早々に右サイドから杉山がアーリークロスを上げていくと、これに難波がニアで飛び込み、良い形を作った。52分、山形にゴール正面でFKを与えてしまうが、山形・ディエゴのシュートは壁を抜け、ゴール左に外れ、岐阜としては危ない場面だった。山形は攻守の切り替えが早く、ボールポゼッションもしっかりとしているため、岐阜はなかなかボールを奪うことができない。
71分、山形にゴール中央でFKを与えてしまうと山形・宮坂のシュートはGK川口の手前でバウンドし、これをGK川口が弾くが、山形・萬代が押し込み、２点目を奪われてしまった。しかし、直後、岐阜はCKから難波が相手GKと競り合い、こぼれ球を押し込み、３試合連続ゴールを決めた。１点返した岐阜は、攻撃の手を強め、山形ゴールを狙っていった。
しかし、75分、山形・舩津が右サイドから低いクロスを入れられると、木谷、杉山がスライディングで止めに行くが山形・ディエゴにシュートを決められ、3点目を奪われて突き放されてしまった。その後、岐阜は、田中、遠藤、太田を交代で投入し、得点を狙っていった。終盤には、田中、太田の右サイドから良いコンビネーションを見せ、チャンスを作っていくが追加点を奪うことができなかった。
アディショナルタイム、右サイドの太田からのスルーパスを田中が受け、クロスを上げていき、チャンスを作るが決めることができない。最後まで攻撃を続けた岐阜だったが追加点を奪うことはできず、タイムアップとなった。力のある山形を相手に敗戦となったが積極的な試合ができたことは、次節に繋がるに違いない。