9月2日(火)FC岐阜U-15 カテゴリーU-13の選手を対象に、「よのなか科」が行われました。[Jリーグ版よのなか科]とは、プロの競技者を目指す人材にとって適切な“キャリア”についての考え方や心構え、社会人として適切な就労観や職業観の醸成を目的に実施するもので、将来、地域で活躍、貢献できる人材の育成を目指しているものです。Jリーグ版[よのなか]科は、文部科学省の委託事業として、Jリーグ所属クラブの育成年代を対象に行なわれています。
第1回は「Jクラブをとりまく“お金”から仕組みを考える」、第2回は「Jリーグがめざすものを考える」をテーマに行われ、この日は、第3回目・4回目の講義が行われました。
第3回は、「Jリーグをとりまく職業を考える」がテーマ。保護者の方もご出席いただき、一緒に職業について考えていただきました。
サッカーをとりまく職業がどんなものがあるか、グループごとに話し合い書き込んでいきます。この時間はカンニングOK。どんどん自分の意見を言い、自分が気が付かなかった職業があれば、赤ペンで書きこんでいきます。
そしてグループごとにリーダーが発表していきます。
こんなにたくさんの職業が出てきました。
次にもしサッカー選手でなかったら、どんな職業に就きたいか、それぞれ理由も合わせて考えていきます。
そしてみんなに発表。発表するときはみんなの方向を向いて話をします。聞くほうもしっかりと体を向けて聞きます。
第4回は、職業と「意志」「能力」「役割」の関係を考えました。
VTRで審判・カメラマンの話を聞き、それぞれの「意志」「能力」「役割」を書き留めていきます。
そして、実際にゲストが登場して、子どもたちにサッカーに関わる仕事について話をしました。
一人目はFC岐阜広報企画部の林幹広課長。わかりにくい広報という仕事を子どもたちに伝わるよう、具体例を挙げながら説明していきます。
また、どんな思いで仕事をしているのかを話しました。
選手からは、「FC岐阜の週刊誌を作ってほしい」という案も出ました。
二人目は、スタジアムDJの平松伴康氏。第3回目の講義で、もしサッカー選手じゃなかったら何になりたいかという職業に何人も挙げていた、選手たちの憧れの職業です。
実際に選手2名が、スタジアムDJに挑戦。初めは少し恥ずかしそうでしたが、堂々とコーチの名前を読み上げました。
最後に平松氏に生のスタジアムDJを見せていただくことに。みんな「本物だー!」と感激していました。
次回はいよいよ自分自身のこれからのキャリアについて考え、みんなの前で発表をします。