7月12日(日)横浜FC戦は、「聲の形コラボマッチ」を開催します。マンガ「聲の形」は、人と人との繋がりをテーマに、聴覚障害やいじめ、コミュニケーションの大切さを取り上げた作品です。
今回の「聲の形コラボマッチ」に関連して、聴覚障害とは異なりますが、ALS等で後天的に声を失った(もしくは失いつつある)音声障害により日常生活に支障を来している方(来しつつある方)の生活の質を向上させることを目指す「日本語ボイスバンクプロジェクト」の普及と事業推進を目的に、同プロジェクトに対し「声のボランティア」募集という形で協力することといたしました。
ボランティア募集に合わせて、6月29日(月)、名古屋工業大学におきまして、元FC岐阜ゴールキーパーの野田恭平さんに声のボランティアに参加していただきました。
まず、名古屋工業大学大学院教授 工学博士の徳田恵一様に、ボイスバンクプロジェクトについて、説明して頂きました。
音声合成の仕組みや、それによってどのようなことができるのかを聞く野田さん。本人の声に近づけるだけでなく、感情を声で表現をしたり、歌を歌ったりと、さまざまなことができることを知り、感銘を受けていました。
いよいよ声の収録に入ります。少し緊張した様子の野田さん。防音室に入り、パソコンに出てくる文章を読み上げていきます。
途中休憩をはさみながら、100文を読み上げ、無事収録が終わりました。
またFC岐阜のオフィシャルサイトをご覧いただいたサポーターの方が、「もともと声にコンプレックスがあったけど、でもこの声が人の役に立てるのであればと思い参加しました。」と声のボランティアに参加してくれました。
多くの方の声を集めることで、収録時間が短くても、声に障害のある方の声を合成することができ、負担を減らすことができます。
引き続き、声のボランティアを募集しておりますので、ぜひご協力ください。
≫声のボランティア募集についてはこちらをご覧ください。