10月1日(土)FC岐阜U-15 カテゴリーU-13の選手を対象に、「よのなか科」が行われました。
[Jリーグ版よのなか科]とは、プロの競技者を目指す人材にとって適切な“キャリア”についての考え方や心構え、社会人として適切な就労観や職業観の醸成を目的に実施するもので、将来、地域で活躍、貢献できる人材の育成を目指しています。
プロクラムの進行は、元プロサッカー選手の御厨貴文さん。
今回は、第3回「Jリーグをとりまく職業を考える」・第4回「職業と「意志」「役割」「能力」の関係を考える」を取り組みました。
第3回のスタートにスペシャルゲストが!
クラブハウスにきていた田森大己選手が、特別に選手に向けて話をしてくれました。田森選手と、ファシリテーターの御厨貴文さんは、ヴァンフォーレ甲府で一緒にプレーをしていました。
サンフレッチェ広島ジュニアユース出身の田森選手。
子どものころに感じていたことや、積極的に話をすることの大切さ、そしてそれがサッカーにつながるということを話してくれました。
子どもたちは突然の訪問にびっくりしていましたが、しっかりと話を聞いていました。
ウォーミングアップを終え、いよいよ第3回のテーマへ。まずはサッカーの試合に関わる職業をどんどん書いていきます。そしてグループで共有します。
グループごとに発表。みんなが思いつかないような職業を3つ発表していきます。
保護者の方にも発表していただきました。グループで思いつかなかった職業が出た時は、どんどんメモしていきます。
紙を見て、わからない職業にはチェックしていきます。そして興味が出た職業とその理由を考え、発表しました。
今まで試合に関わる職業は、選手や監督しか知らなかったけど、絵をみて細かいところまで見てみると、目に見えないいろんな職業があることを知ったと、職業についてたくさん知ることが出来ました。
4回目は、職業と「意志」「役割」「能力」の関係を考えました。
先ほどの職業について考えた時に審判をやってみたいと話していた選手は、実際の審判服を着て、審判を体験してみました。
御厨さんから、スポーツや審判が生まれた成り立ちや、ルールが選手たちの為にあることを教えてもらいました。
まずは、審判の意志、役割、能力について、まず自分の意見を書き込みます。そしてビデオを見てどんな考えで取り組んでいるのか学びました。
その後、御厨さんが選手だった時にどのような意志で取り組んでいたのか、与えられた役割にこたえるためにどのように能力を高めていったか、そして今の道を選んだきっかけや、目指していることを話してくださいました。
その後、ゲストティーチャーの二人からそれぞれの職業について話していただきました。
一人目は広報課の林幹広氏。広報としての役割や、今後の目指して行くことを話して頂きました。
二人目はスタジアムDJの平松伴康氏。何を大切に取り組んでいるのかなど本当に今の選手たちの心に残る大切な話をしていただきました。
そして、それぞれのゲストティーチャーに質問や感想を話しました。
平松さんには、スタジアムでプロの選手を読み上げるように、特別に選手の名前を呼んでいただきました!
迫力あるMCに大興奮の選手たち。将来、スタジアムで平松さんに名前を読みあげてもらえる選手が出てくることが楽しみです!
次回は最終回・第5回「自分のキャリアイメージプランを考える」に取り組みます。