7月28日~30日の2泊3日で『フットボールスペシャルキャンプ』が行われました。
このキャンプでは、小学校5・6年生を対象にFC岐阜のトップチームと関わりながらサッカーのトレーニングを行いました。
7月28日(月)、長良川スポーツプラザでのオリエンテーションからキャンプはスタートしました。
オリエンテーションでは、松永英機チーム統括部長から挨拶、そして、野田スクールチーフコーチよりキャンプのテーマが伝えられました。
次にトップチームの練習見学を行いました。ピッチで繰り広げられる白熱した練習を子どもたちは真剣に見入っていました。また、松永部長が練習の解説を行ってくださいました。
そして、練習見学後にはラモス監督にも会うことができました。
昼食をはさみ、午後は岐阜県フットボールセンターでのトレーニングです。
2012年までFC岐阜の選手として活躍をした川島U-18コーチの指導の下、『1vs1』の守備をテーマにトレーニングを行いました。
トレーニングの中で、川島コーチからは『相手を狭いほうに追い込む』や『簡単に足を出さず、粘り強く守る』など、守備の原則が伝えられました。
トレーニング後半の1vs1やゲームでは、粘り強く守るシーンが多くみられました。
夕食後は、7月5日に行われた『ロアッソ熊本vsFC岐阜』の試合を題材に映像ミーティングと、3つのグループに分かれて『FC岐阜の愛称を考えよう』というグループワークを行いました。
夜になると初めてであった仲間ともだいぶ仲良くなり、話が盛り上がっていました。
2日目は朝の散歩からスタートです。散歩では簡単なゲームや自己紹介を行い、身体を起こしました。
午前のトレーニングは『1vs1の攻撃』をテーマに、野田スクールチーフコーチがトレーニングを行いました。
たくさんボールを触り、たくさん1vs1を行うメニューの中で、ボールの持ち方などが指導されました。
トレーニング後は昼食です。昼食の際には、弊社オフィシャルサプライヤーの美濃酪農協同組合連合会様よりいただいた牛乳とヨーグルトを配り、カルシウムとタンパク質を補給しました。
午後はトップチームの小島コーチが『1vs1の攻防』をテーマにトレーニングを行いました。このトレーニングにはトップチームのGK高木選手、DF木谷選手も参加しました。
トレーニングは、トップチームでも実際に行うメニューに近い形で行われました。また、それぞれのトレーニングのポイントと合わせて、トップチームの選手がトレーニングに臨む意識などを小島コーチが解説しました。
1vs1やゲーム形式のトレーニングでは、子どもたちが選手にチャレンジするシーンが随所に見られました。また、子どもたち同士の攻防のなかでも選手が驚くほどの良いプレーも飛び出しました。
練習後には、選手と小島コーチから子どもたちにメッセージが送られました。子どもたちは2日間の練習の疲れも忘れ、食い入るように話を聞いていました。
また、最後には小島コーチから今日のMVPが発表されました。
最後は、このキャンプにご協賛をいただき『商品券』と『ナップサック』をいただいた、株式会社ヒマラヤ様
のバナーを持って記念撮影です。
練習後は、翌日のホームゲームの準備を見学しました。
夕食をとり、夜は三都主選手による講話を行いました。
三都主選手が日本に来た経緯や、日本での経験、プレーにつてなどを話していただき、質疑応答では子どもたちの質問に丁寧にお答えいただきました。
当初は1時間程度の内容の予定でしたが、2時間を超える大盛況の講話となりました。
3日目も朝の散歩からスタートです。体操や簡単なゲームを行いました。
午前は岐阜経済大学陸上部様のご協力で走り方講習会を行いました。
講師は岐阜経済大学アスリート育成クラブのクラブマネージャー吉田大介様と同校陸上部の学生4名です。
50メートル走タイム測定、走り方の指導、そしてもう一度50メートル走タイム測定の流れで行われました。
本格的な指導の効果で子どもたちの走り方は綺麗になり、またタイムも早くなりました。また、中には50メートル走のタイムが1秒も早くなった子もいました。
昼食後は、初日のグループワークの発表を行いました。
各グループでそれぞれ思いのある名前を発表し、最後にみんなの発表をまとめ、ひとつの答えに集約しました。
その名前は『ボボルサ岐阜』です。岐阜県の特産品であるさるぼぼを逆さにした言葉で、家庭円満の意味があるさるぼぼにちなみ、「クラブが5圏域をつなぐ『県内円満』の象徴となる」という意味が込められています。
発表の後は、スタジアムの記者会見室で修了式を行いました。
順番に参加選手の名前が呼ばれ、呼ばれた選手は会見席で修了証にサインをします。
無事にサインのできた選手が、このあとの前座試合に出場することができます。
修了式の後は、いよいよ前座試合です。メモリアルのピッチで3日間の練習の成果を発揮します。
第一試合は参加選手を4チームに分けての紅白戦、第二試合は美濃市サッカー少年団との試合を行いました。
子どもたちはあこがれのピッチを元気いっぱい駆け回り、随所に練習の成果を発揮してくれました。
最後のイベントは、ウォーミングアップ見学です。試合に向けウォーミングアップをする選手たちの様子を間近で見学しました。
また、前日に指導をしてくれた小島コーチがアップを行う様子も新鮮に映ったのではないでしょうか。
乳製品をご提供くださった美濃酪農協同組合連合会様、ナップサック・商品券をご提供くださった株式会社ヒマラヤ様など皆様のご協力で、3日間のキャンプを無事に終えることができました。
FC岐阜サッカースクールとして初めての取り組みでしたが、参加した選手は、プロフェッショナルを体感できる3日間となったのではないでしょうか。
今後とも、FC岐阜サッカースクールをよろしくお願いいたします。